外壁塗装の劣化症状①「コケ」
船橋市のみなさん、こんにちは!
外壁塗装・屋根塗装専門店のTRSです!
今回は
Contents
『外壁塗装において劣化症状のコケ』
について書かせていただきます!
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外壁にコケができる原因と放置するリスク
コケは建物の美観性さを損ねるだけではなく、外観そのものの機能を低下させてしまう
原因にもなります。
外壁にできてしまったコケを放置することで、さらに大きなリスクにつながる可能性があります。
外壁にできたコケは掃除をしてもすぐにまた発生してきます。だからこそ、コケのできる原因を
しっかりと把握することが大切です。そこで今回は、外壁にコケができてしまう原因と
外壁にできたコケを放置することで起こってしまうリスクについてご紹介させていただきます。
・外壁にコケができる原因
外壁材の種類やデザイン
外壁のコケは、一般的によく使用される「サイディング」や「モルタル外壁」などに多く見られます。
その理由として、仕上げの方法やデザインによって細かな凹凸があるため凹凸部分に湿気が
残ってしまい、どうしてもコケが発生してしまいます。一方、金属系のサイディングやトタンなどの
表面がフラットな外壁材ではあまり見られません。もちろん全く発生しないとも限りません。
自然の力は脅威なので立地条件などにもよって変わってきます。外壁の表面や塗膜の親水性や
撥水性が高い場合にはコケの発生は軽減されますが、経年劣化により親水性や撥水性などの機能は
徐々に失われていってしまいます。
建物の立地条件により湿気がこもる
建物の場所や形状によっては風通しが悪く、湿気がこもってしまう箇所があります。風通しが悪く
湿気がこもってしまう箇所はコケが発生しやすくなってしまいます。また、近隣の建物のと
距離が近い場合も、風通しが悪くコケが発生しやすいです。特に建物の北側に面した箇所は、
太陽の日も当たらず風通しも悪いので、コケが発生しやすくなってしまいます。
結露
建物の構造や外壁材の工法、室内との温度差によって外壁材の内部で起こる結露がコケの原因と
なることがあります。このような原因に対してサイディングの場合は、多くの住宅で通気工法が
採用されています。外壁材と建物の躯体の間に空気の通り道を作ることで、サイディングの
劣化やコケの発生を少しでも抑えています。
・外壁のコケを放置するリスク
外壁自体が劣化する
外壁にできたコケを放置することで、外壁の塗膜の劣化が進んでしまいます。さらに劣化した塗膜には
撥水性や親水性などの機能が低下してしまうため、外壁材自体にまで湿気が入り込んでしまいます。
外壁材自体が劣化してしまうと、外壁のひび割れや欠けるなどの症状にもつながってしまいます。
外壁の塗膜が劣化する
外壁の表面にできたコケが自然と剥がれ落ちることはありません。外壁にコケができた状態を
放置すれば、外壁の塗膜は常に湿った状態になります。つまり、風通しが悪く湿度が高くなり、コケの
繁殖をお手伝いしていることになってしまいます。
人的な被害につながる
外壁にコケができた場所には湿気がたまりやすく、コケや藻の他にも「カビ」が発生する
可能性が高くなります。外壁に発生したカビはアレルギー性鼻炎などのアレルギー症状を引き起こす
原因にもなります。
・外壁のコケを予防する方法
①防カビ・防藻材入りの塗料を使用する
コケやカビを予防してくれる薬品を配合した塗料や、藻やカビ発生しにくい樹脂配合を採用している
塗料もあります。外壁にコケの胞子が付着しても、防カビ・防藻塗料を塗った箇所は繁殖を
防ぐことができ、長く美観を保つことができます。
②光触媒で予防する
光触媒とは無色透明な液体で、外壁や屋根に散布し太陽光を浴びることで外壁に付着した
コケの胞子を浮かせてくれます。雨が降った際に、浮いた胞子や汚れが雨水とともに
流れてくれるので、長く美観を保つことができます。
③日々のお手入れ
月に1度程度、お湯を含ませたやわらかいタオルで外壁を拭くことで予防することができます。
コケやカビは45℃以上のお湯で死滅させることができると言われています。また、お酢を
水道水で3倍~20倍に薄めてから、同じようにやわらかいタオルを使用し拭くことでコケやカビを
予防することができます。
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